北海道立啓成高等学校同窓会 雪笹会 YUKIZASA-KAI

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雪笹会

恩師は今

粥川昭弘 先生

あのころの思い出

私にとって啓成高校は、教師としての基礎、基本を学んだ学校であり、教職生活の最後の2年間を校長として勤務することができた思いで多い学校であります。開校当時の札幌南高校旧校舎での生活や現在地に移転当初の体育館、グランドのない状況での体育の授業が昨日のことのように思い出されます。当時はもっぱら瑞穂の池まで往復の獣道のような草が生い茂る道を走る長距離走やグランド造成前の丘陵地でのソフトボールなどが主で満足な授業ができない状況でした。体育館が完成したのは昭和44年1月、グラウンド整備が全て完了したのは移転して5年後の昭和47年9月でした。当時、グラウンド造成工事に自衛隊が関わるなどその賛否に議論があった時でもありました。また、大学紛争に端を発した高校紛争の波が本校にも押し寄せ、5日間に及ぶ生徒総会や火災ビン投下事件、校長室前での座り込みや校舎前でのハンガーストライキ、放送室占拠、校舎爆破予告による卒業式中止、制服の自由化など様々な出来事がありました。先生方も連日の職員会議で対応策を検討するなど大変な時代でありましたが、当時生徒も社会の変化に対応した自己の確立と生き方在り方等に悩み苦しんだ時であったと思います。私も多くの生徒や先生方との出会いから多くのこと学びました。ただ、今も心に残ることは、昭和48年3月10日実施の普通科第5回、理数科第3回の卒業式が中止になったことであります。当時の状況の中で卒業式中止は最善の対応であったと思いますが、卒業生諸君をはじめ我が子の卒業の晴れ姿を待ち望んでいたご家族の皆様方の気持ちを思うと痛恨の極みであり、啓成高校最大の出来事でありました。
 平成13年4月、縁あって23年ぶりに再び勤務する機会に恵まれました。学校は創立40年を迎える歴史と伝統ある学校に、そして校舎は改築工事中で最終工期を迎えていました。平成14年10月に近代的な新校舎が完成し、10月23日に校舎改築落成記念式典を挙行。私の退職する年に校舎改築落成記念式典に携わることができたこと本当に有難いことであります。特に、校舎改築落成記念事業協賛会では、協賛会長の講元同窓会長をはじめで多くの同級生の皆様にお世話になりました。本当にありがとうございました。同窓会のHPについては、当時から話がありましたが26期生の伊田勝憲さんをはじめ皆様方のお力によりHPが設立されたこと喜ばしい限りであります。この度HPもリニューアルされるとのことで楽しみにしています。同窓生の皆様方の母校を思う気持に感謝申し上げます。皆様方の今後ますますのご健勝とご活躍を願っております。


現在のご様子

 平成15年4月から「学校法人希望学園 北嶺中高等学校」にお世話になり6年目になります。今、生徒数が減る中、各私立学校では存続をかけ新たな経営戦略を掲げ取り組んでいます。本校も創立23年になりますが、少数精鋭で高い嶺を目指す男子の進学校をつくることを目標に取り組んできています。最近、進学校として高い評価をいただいていますが、これまでの実績に甘んずることなく次代を担う生徒一人一人のより高い嶺の進路実現を目指し、教職員一丸となって取り組んでいるところです。私もその一人として尽力しております。

2008.7.2

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